#プリモルスキー女子国防アカデミー

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【プリモルスキー女子国防アカデミー】
2020年代後半にユーラシア大陸の極東地域において独立を果たした新興国「プリモルスキー=ハバロフスク共和国」によって設立された、同国唯一のガーデン。
本校所在地はコムソモリスク・ナ・アムーレ。
ウラジオストクに分校兼防衛拠点を有する。
基本的には日本海及びオホーツク海に面した沿海州(プリモルスキー)地域一帯の防衛を主任務としているが、日本などの周辺国のガーデンと共同で外征を行う場合もある。
本校所在地がこの地域では工業や技術研究の盛んな都市である為、ガーデンに所属するリリィ達の質に対してガンシップやLACなどの装備は潤沢。CHARMは日本のヒヒイロカネ・インターナショナル社製の物の派生機を多く使っている。
ガーデンの設立・運用には同国の独立を主導した軍部の意向が強く働いている。
またGEHENAとはかなり関係が深く、日本を中心に各国の親GEHENA派ガーデンから教導官などの人材を集めてリリィ達の指導やレギオンの編成、更にはガーデンの体制作りなどに従事させている他、旧時代に廃棄された技術研究用の秘密都市を修繕した上でGEHENAに貸し与えているという噂もある。

主要な施設
コムソモリスク・ナ・アムーレ本校
:校舎はゴシック様式風の建物で軍の飛行場に隣接した場所に建てられており、敷地内には校舎の他にガンシップやLAC用の格納庫が多く建てられている。
ウラジオストク分校
:ウラジオストクの南、東ボスポラス海峡の大陸側に存在する分校。現在の本校校舎が建設されるまではこちらが本校だった。分校と対ヒュージ迎撃用の防衛拠点も兼ねており多数の固定式高出力砲が配備されている。
GEHENAプリモルスキーラボ
:本校校舎の北に建てられているこの地域におけるGEHENAの表向きの本拠地。軍の研究施設も兼ねており、工学分野で業績を上げている。
モスカレフ設計局
:本校近隣に本拠地を構える軍産複合体。主に航空機やガンシップの開発や設計を担っている他、日本のヒヒイロカネ社製CHARMのライセンス生産、CHARMやLACの開発にも着手している。

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【主要な戦闘】
第一次〜第十一次ピョートル大帝湾防衛戦
:沿海州における軍事と海運の一大拠点のウラジオストクを擁するピョートル大帝湾を巡る対ヒュージ戦の中で比較的規模の大きな戦い。
基本的には日本海のネストから侵攻してきたヒュージを共和国側が迎撃するという形となっている。
*重要なもののみ
第一次:共和国独立以降最初の戦闘。この時はガーデンが発足したばかりの時期で態勢が整ってなかったが、政府の要請で駐屯していた日本のリリィ達の活躍もあり、軽微な損害に抑える事が出来た。
第四次:約10年前に起きた戦闘。特型ギガント級ヒュージ「ツァール」を中心としたヒュージ群の不可解な挙動にウラジオストクの防衛部隊が翻弄され、ヒュージの市街地侵入を許した。この戦い後に海軍本国艦隊は停泊地をウラジオストクからフォーキノとボリショイ・カメーニに移動。ガーデンは本校機能をコムソモリスク・ナ・アムーレに移転。ウラジオストクにあった第二首都としての機能も大部分が撤去された。
||戦後「ツァール」のヒュージ細胞がプリモルスキーラボに回収され、以後「門外不出の研究資料」として調査される。||
第九次:約3年前に起きた戦闘。この時は第四次防衛戦での戦訓を元に大幅に強化された防衛体制とガーデン、地上軍、洋上艦隊の連携により侵攻してきたヒュージ群を文字通り「消滅」させた。現「LGヴォエヴォーダ」隊長のスヴェトラーナ・アルバトヴァが鮮烈なデビュー戦を飾った。
||この戦いで撃滅された特型ギガント級「ロイガー」がその後調査でツァールと同種である事が判明。その為「ツァール」のヒュージ細胞の一部が日本のとあるラボに売却された。||
第十一次:アールヴヘイムの新潟外征時の佐渡S級ネストの活発化に伴い発生。別名「ルースキー島の死闘」

佐渡西方沖海戦
:アルトラ級ヒュージ「ファヴニール」討伐の為に出撃した共和国海軍本国艦隊及びガーデン所属リリィの連合部隊と「ファヴニール」との間に発生した海戦。
艦隊旗艦空母「リューリク」以下本国艦隊15隻の内8隻が沈没し、旗艦「リューリク」が大破。リューリクに乗艦していたリリィのうち佐渡に出撃中の「LGヴォエヴォーダ」所属のリリィを除く殆どのリリィが戦死又は行方不明。
艦隊司令ミハイル・レオーノフ大将も重傷を負った。

弾崎の戦い
:佐渡西方沖海戦発生直前に起きたスヴェトラーナ・アルバトヴァ率いる「LGヴォエヴォーダ」と随伴マディック部隊及び海軍特殊部隊からなる連合部隊による佐渡ヶ島北方での戦闘。本国艦隊の支援の下で日本側が派遣したリリィとヒュージネストを挟撃する作戦だった。
佐渡西方沖海戦で本国艦隊壊滅の報が伝わると作戦は中止。連合部隊はスヴェトラーナの機転で日本本土に向かって撤退。戦死者は無し。

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「この沿海州が力の象徴、スヴェトラーナ・アルバトヴァとは私の事よ」
「諸君らがクニャージ・スヴャトスラフと同じ勇猛さを持っている事を、私は強く願っている。戦闘配置!」

スヴェトラーナ・ニコラエヴナ・アルバトヴァ
:同校のトップレギオン「LGヴォエヴォーダ」の隊長を務める強化リリィ。
レアスキルはレジスタ。サブスキルは聖域転換とホールオーダー。ブーステッドスキルはマギリフレクターとアストラルガーダー。
使用CHARMは試作機のヤロヴィトとメルクーリヤ、及び日本生産品のアステリオンに儀礼用の刀剣型CHARM。
学年は日本における高校2年生相当。
二つ名は『クニャージ(君主)』。
現役のプリモルスキーのリリィの中では最強格の実力者で戦術理解に優れており、攻勢守勢どちらでも対応出来るが、守勢では強固な守りを展開して味方への被害を可能な限り最大限抑える事が出来ると高く評価されている。
「人の上に立つ」という事と「自らの力を高める」という事に狂気じみた熱意を有しており、その熱意のもとで夥しい戦果を上げてきた。
強化リリィになったのは日本における中等部1年に相当する時期で、この時は担当したGEHENAの職員を含めた周囲の人間が引く程熱意を持って自らの強化リリィ化を志願した。
その一年後の第九次ピョートル大帝湾防衛戦にも若年ながら参戦し、日本における高等部1年時に「LGヴォエヴォーダ」の隊長に抜擢された。
アルトラ級ヒュージ「ファヴニール」討伐作戦時には第一陣として佐渡北方の弾崎に降り立つも、支援を行うはずだった艦隊が「佐渡西方沖海戦」で壊滅して作戦は失敗。一行は佐渡に取り残されるも、「ファヴニール」が艦隊襲撃の為に佐渡を離れた隙を突いて東に向かって撤退。死傷者を出す事なく日本本土まで退却してその後沿海州への帰国を果たした。
その後に起きた第十次、第十一次ピョートル大帝湾防衛戦とその間に発生したオホーツク戦役でも活躍。
日本滞在中に日本の「LGアールヴヘイム」や「LGヘオロットセインツ」などのトップリリィに強い影響を受けたらしく、それ以降の戦闘時には自らが崇拝する君主の紋章が描かれたマントを着用して戦闘に臨んでいる。
その他ガーデンが組織した合唱団にも所属しており、ソリストを任されるほどの大変な美声を誇る。
||得意な楽曲は「乗組員は一つの家族」「もし幸運なら(太平洋艦隊版)」「ヴァリャーグ」「日本海戦戦(海路一万五千余浬版)」||

使用CHARM『ヤロヴィト』
:モスカレフ設計局において試作機のラデガストと同時期に開発されていた大型のCHARM。
「先端の欠けた馬上槍」と形容される特徴的な外観の機体だが、その実態は「複数のブレードを筒状に配置して形成されたドリルランス」とでも呼ぶべき機体。高速回転するブレードで大型ヒュージの外皮を局所的に破壊し、そこに内蔵された小口径高出力砲を撃ち込む事で致命的な大打撃を与えるというコンセプトで開発された。
試作1号機から3号機まで開発・製造されており、試作1号機での試験の結果は良好で一時は正式採用も期待されていたが、担当していた技術者が「現状の設計では小型で機動力のあるヒュージに対する対応力に致命的な問題がある」と突然主張し始めて、かなり強引に設計を変更。小口径高出力砲以外の火器としてガトリング砲を搭載し、ブレードの一枚一枚にガトリング砲を構成する砲身を仕込む事でブレードの高速回転時にヒュージに射撃を行えるように設計を改めた。
何とか技術的な問題を解決させ上記の機能を搭載した試作2号機が開発・製造されたものの、内部構造が複雑化した事によりコストが激増。今度は正式採用の為にコストの軽減を図った3号機が開発されるも、稼働試験の際に故障が頻発。これらの失敗を受けて開発計画は凍結された。
スヴェトラーナが使用しているのは試作2号機で、これを使いこなす事で膨大な戦果を挙げている。